芝・増上寺〜イタリア公園〜浜離宮
「浜離宮で菜の花が咲き誇っています」とテレビが教えてくれました。
いつか見てみたいと思っていたので、強風をものともせずにカメラを手に地下鉄へ。
その前に芝公園、汐留のイタリア公園にも花を求めて行ってみましょう。
芝・増上寺
浄土宗大本山増上寺。上野の寛永寺と並ぶ徳川家の菩堤寺。
■増上寺と東京タワー
三田線の芝公園駅を出てすぐの大きな山門(三門)をくぐって驚きました。
抜けるような青空に東京タワーがくっきり。
ここには何回か来たけれど、こんなにいい天気は初めて。
強風のお陰で透明度が増したようです。
■大梵鐘のしだれ桜
ここにしだれ桜があるのは知っていたけど、満開だとは思いませんでした。
ソメイヨシノはまだだけど、これ一本でも十分な存在感。
山ほど連なる桜もいいけど、TAKEは「一本桜」が好きです。
■大梵鐘のしだれ桜U
風が止まった一瞬を狙って。 逆光の朝日を受けて輝いていました。
■増上寺と東京タワーU
東京タワー自体には3回くらいしか登ったことがないけれど、
周辺の景色との相性は良く、絵になります。
TOPの写真は昭和33年の建設中のタワー。今でもしっかり大地に立っています。
■芝大門
増上寺の門の前の道をまっすぐ海方面に進むと大門です。
このまま浜松町を抜け、汐留に向かいます。
汐留イタリア公園
日本との友情の証として、イタリアから贈られた「トスカーナルネッサンス様式」のイタリア庭園。2003年10月落成。
■イタリア公園
今日は花を求めての散歩なので、汐留の賑やかな地区は敢えて避け、
前から気になっていたイタリア公園へ。
■イタリアン ?
道路の反対側に、汐留のイタリア街区があるので、
もしかしたらイタリアの人かな。
日本じゃないような公園です。
■ポピー
園内にはポピーが沢山咲いていました。
■ポピー残像
望遠の効果を生かして、手前にポピーの花を。
綺麗に前ボケしてくれました。
でも、これだけ見たら、ポピーだか何だか分かりませんね。
■「夢」
園内には、ビーナスのような美しい彫刻が12体。
これは「夢」と題されていました。
■「春」
「春」と題された彫刻。
後ろのパネルが無粋ですね。角度に気をつけなくては。
さて、シンメトリー(左右対称)なイタリアの公園を堪能したら、
次は、いよいよ浜離宮の菜の花です。
浜離宮恩賜庭園
もともとはアシの生い茂る将軍家の鷹狩場。後に庭園として造成され、将軍家の行楽や接待の場として使われた。
維新後、宮内省所管の迎賓の場として利用され、昭和20年に東京都に下賜され一般公開。
園内に海水を導き、潮の干満により庭趣に変化を持たせた潮入りの回遊式築山泉水庭。
■スイセン
園内は正に「春」そのもの。
スイセンが群生していました。
■菜の花
お待たせしました。いよいよ菜の花が見えてきました。
一面に咲き誇り、眩いばかりです。
この花畑、秋にはキバナコスモス畑になります。
■汐留のビルと
汐留のビル群との対比の一枚。
この構図は、よく新聞の都内版に載ったりしているもの。
■母と娘
見知らぬ母子。TAKEの家族ではありません。
暖かい春の日の平和なひと時。時間はゆっくりと流れます。
■都会の海
東京湾の海岸に出ると、水上バスの船着場があります。
向こうに見えるのは、勝どき、豊海埠頭の辺り。
■4人娘
4人の女の子が静かに海を見つめていました。
それぞれ何を想っているのかな。
■大道芸
園内での大道芸。普段は大道芸の人はいないので、
何かのイベントかな ?
さて、春の花めぐりの散歩はこのくらいにして、築地で寿司でも
つまんで帰りましょうか。
撮影データ
06.03.19, KONICA MINOLTA α Sweet DIGITAL