"猫の町" 谷中・根津・千駄木
最近、"谷根千"と言われて大人気のエリア。路地のあちこちに猫がいるので、"猫の町"とも
呼ばれています。 猫好きのTAKEも何年か前から通っています。
猫だけではなく、大震災と空襲を免れた古い街並み、老舗、工芸品のお店など見所たっぷり。
■根津神社
まずは、根津駅から5分ほど歩き、江戸っ子が「根津の権現様」と言っていた
根津神社へ。境内のつつじ苑には、約50種3000株が咲き乱れます。
ご覧の通り、満開の休日ともなれば、人だらけの大混乱。
のんびり花を愛でている余裕はないのです。
■いざ、猫町へ
さて、つつじと人波に堪能したら、さっそく猫町に行ってみましょう。
■谷中墓地
猫多発ポイントのひとつ谷中墓地にて。
どうです、この存在感。 声をかけても微動だにしません。
辺りを睥睨してお墓を守っています。
■観音寺の築地塀
谷中5丁目にあります。築地=「ついじ」と読みます。
瓦と土のミルフィーユ状態。 作るのにずいぶんと手間がかかると
思うのですが、その分丈夫なのでしょうか ?
■根津のはん亭
地下鉄「根津駅」前の有名な串揚げ屋さん。
明治生まれの木造三階建は、登録有形文化財指定。
TAKEのおこずかいでは入れない(;_;)
■ねんねこ家 01
谷中2丁目、三浦坂の途中に「ねんねこ家」さんがあります。
猫グッズのお店ですが、店の奥に喫茶スペースもあります。
猫好きには堪らないお店です。
ねんねこ家 http://www.nennekoya.com/
■ねんねこ家 02,03
入り口を撮っていたら、猫店員さんが飛び込んできました。
ねんねこ家では、飼い猫たちを店員と呼んでいます。
猫店員はフレックスの自由シフト制なので、いつも会えるとは限りません。
この子は誰 ? 被写体ブレで不明です。
■ねんねこ家 04
店の前には、ご親切にも谷根千の猫分布図が掲げてありました。
レアな情報をどうも有り難うございます。
■ねんねこ家 05
この子は店主の「しん」ちゃんでしょうか ?
■ねんねこ家 06
この子は「ミルク」ちゃん ?
だとしたら、平成18年1月に逝去されたのですか ?
■三浦坂
分かりずらいけど、右の電柱の「ねこ注意」のところが「ねんねこ家」です。
ひっきりなしに、全国から猫好きがやってきます。
■丁子屋01
根津2丁目の染物・洗張のお店「丁子屋」さん。
この建物は明治時代のものらしいですが、雰囲気ありますねえ。
紫陽花とよくマッチしていて、"日本の美"という感じです。
美しい日本手ぬぐいとか、扇子袋、携帯袋などが売られていました。
小物類がかわいくておススメです。
■丁子屋02
このあたりは昔は染物屋さんが多くて、店の前の道も藍染川という川でした。
この写真の右のほうに歩いていくと、道路がくねくねとどこまでも蛇行しています。
その名も「へび道」と言われていますが、川の蛇行のまま埋め立てた名残です。
■後ろ姿
いや、なんか後姿が良かったもので…
とっさに撮ったのですが、自転車がいかにも邪魔。それと、ごめんなさい、
友達らしき一番後ろのお姉さんも…
和服の二人だけなら良かったのになあ。
■谷中銀座01
「へび道」を抜け、千駄木付近を通り越し「谷中銀座」に来ました。
ここは、とっても元気な商店街です。向こうに見える階段は「夕焼けだんだん」
ちょっとブラついてみましょうか。
■谷中銀座02
この写真は、ゴールデンウィークの5月4日撮影。結構賑わっていました。
うちの近くの商店街はみんな連休を取っているのに。
元気な商店街は違うなあ、と思いました。
■谷中銀座03
谷中メンチ、だそうてす。
このとなりの店が酒屋さんで、何と店頭で生ビールを350円で売っていました。
お兄さんが僕と眼が合うと、にっこり笑ってこう言いました。
「メンチ食べながらの生ビール。最高だよ!」
■谷中銀座04
という訳で、2つのお店の合わせワザで一本取られました。
酒屋の縁台に腰掛けて、メンチで生ビール。
このメンチ、お肉と玉ねぎがたっぷりでプリプリっとした食感。確かに最高でした。
■谷中銀座05
お次はインド料理の店頭販売。
インド人のシェフがナンを伸ばしていました。
うーん、さっきメンチ食べたしなあ。 今度は昼時に来よう。
■谷中銀座06
タンドリーチキンも美味しそうです。
3つで200円… 3つって、3切れなのか3串なのか…?
■夕やけだんだん01
谷中銀座を抜けて、日暮里駅方面に向かうと、「夕やけだんだん」があります。
"だんだん"は階段という意味だと思います。
■夕やけだんだん02
ここから見る夕焼けが綺麗なのだそうですが、まだ見たことはないです。
こんど夕焼けを見に来ましょう。
■だんだん上、猫多発ポイント01
夕やけだんだんを登ってすぐ左の駐車場は、猫たちのメッカ(聖地)
雨の日は知りませんが、猫に会えなかった日はありません。
ほんの20分ほどの間に7匹ほど遭遇しました。
■だんだん上、猫多発ポイント02
ニャーと鳴いているのか、べーっと舌を出しているのか。
■だんだん上、猫多発ポイント03
駐車しています。
■だんだん上、猫多発ポイント04
これは2002年の9月撮影。
なんでここは、こんなに猫がいるのかと驚きました。
■だんだん上、猫多発ポイント05
「眼力(めぢから)」という言葉が浮かびます。
何かを訴えるような、切ないような、甘えるような。
こんな眼をされたいものです。 いや、それは冗談ですって(^^;
撮影データ
2002.09.15 , 2005.04.24 , 2005.10.30 ,2006.05.04 ,NIKON D70 , KONICA MINOLTA α Sweet DIGITAL , CASIO QV-R40