"猫の町" 谷中・根津・千駄木


最近、"谷根千"と言われて大人気のエリア。路地のあちこちに猫がいるので、"猫の町"とも
呼ばれています。 猫好きのTAKEも何年か前から通っています。

猫だけではなく、大震災と空襲を免れた古い街並み、老舗、工芸品のお店など見所たっぷり。



01 ■根津神社

 まずは、根津駅から5分ほど歩き、江戸っ子が「根津の権現様」と言っていた
 根津神社へ。境内のつつじ苑には、約50種3000株が咲き乱れます。

 ご覧の通り、満開の休日ともなれば、人だらけの大混乱。
 のんびり花を愛でている余裕はないのです。


02 ■いざ、猫町へ

 さて、つつじと人波に堪能したら、さっそく猫町に行ってみましょう。


03 ■谷中墓地

 猫多発ポイントのひとつ谷中墓地にて。

 どうです、この存在感。 声をかけても微動だにしません。
 辺りを睥睨してお墓を守っています。


04 ■観音寺の築地塀

  谷中5丁目にあります。築地=「ついじ」と読みます。

  瓦と土のミルフィーユ状態。 作るのにずいぶんと手間がかかると
  思うのですが、その分丈夫なのでしょうか ?


05 ■根津のはん亭

 地下鉄「根津駅」前の有名な串揚げ屋さん。
 明治生まれの木造三階建は、登録有形文化財指定。
 TAKEのおこずかいでは入れない(;_;)

06

07 ■ねんねこ家 01

 谷中2丁目、三浦坂の途中に「ねんねこ家」さんがあります。
 猫グッズのお店ですが、店の奥に喫茶スペースもあります。
 猫好きには堪らないお店です。

   ねんねこ家 http://www.nennekoya.com/

08 09 ■ねんねこ家 02,03

入り口を撮っていたら、猫店員さんが飛び込んできました。

ねんねこ家では、飼い猫たちを店員と呼んでいます。
猫店員はフレックスの自由シフト制なので、いつも会えるとは限りません。

この子は誰 ? 被写体ブレで不明です。

10 ■ねんねこ家 04

 店の前には、ご親切にも谷根千の猫分布図が掲げてありました。
 レアな情報をどうも有り難うございます。


11 ■ねんねこ家 05

 この子は店主の「しん」ちゃんでしょうか ?


12 ■ねんねこ家 06

 この子は「ミルク」ちゃん ?
 だとしたら、平成18年1月に逝去されたのですか ?


13 ■三浦坂

 分かりずらいけど、右の電柱の「ねこ注意」のところが「ねんねこ家」です。
 ひっきりなしに、全国から猫好きがやってきます。


14 ■丁子屋01

 根津2丁目の染物・洗張のお店「丁子屋」さん。
 この建物は明治時代のものらしいですが、雰囲気ありますねえ。
 紫陽花とよくマッチしていて、"日本の美"という感じです。

 美しい日本手ぬぐいとか、扇子袋、携帯袋などが売られていました。
 小物類がかわいくておススメです。

15 ■丁子屋02

 このあたりは昔は染物屋さんが多くて、店の前の道も藍染川という川でした。

 この写真の右のほうに歩いていくと、道路がくねくねとどこまでも蛇行しています。
 その名も「へび道」と言われていますが、川の蛇行のまま埋め立てた名残です。

16 ■後ろ姿

 いや、なんか後姿が良かったもので…
 とっさに撮ったのですが、自転車がいかにも邪魔。それと、ごめんなさい、
 友達らしき一番後ろのお姉さんも…  和服の二人だけなら良かったのになあ。


17 ■谷中銀座01

 「へび道」を抜け、千駄木付近を通り越し「谷中銀座」に来ました。
 ここは、とっても元気な商店街です。向こうに見える階段は「夕焼けだんだん」

 ちょっとブラついてみましょうか。

18 ■谷中銀座02

 この写真は、ゴールデンウィークの5月4日撮影。結構賑わっていました。
 うちの近くの商店街はみんな連休を取っているのに。
 元気な商店街は違うなあ、と思いました。


19 ■谷中銀座03

 谷中メンチ、だそうてす。
 このとなりの店が酒屋さんで、何と店頭で生ビールを350円で売っていました。
 お兄さんが僕と眼が合うと、にっこり笑ってこう言いました。

 「メンチ食べながらの生ビール。最高だよ!」


20 ■谷中銀座04

 という訳で、2つのお店の合わせワザで一本取られました。
 酒屋の縁台に腰掛けて、メンチで生ビール。

 このメンチ、お肉と玉ねぎがたっぷりでプリプリっとした食感。確かに最高でした。

21 ■谷中銀座05

 お次はインド料理の店頭販売。
 インド人のシェフがナンを伸ばしていました。

 うーん、さっきメンチ食べたしなあ。 今度は昼時に来よう。

22 ■谷中銀座06

 タンドリーチキンも美味しそうです。
 3つで200円… 3つって、3切れなのか3串なのか…? 



23 ■夕やけだんだん01

 谷中銀座を抜けて、日暮里駅方面に向かうと、「夕やけだんだん」があります。
 "だんだん"は階段という意味だと思います。


24 ■夕やけだんだん02

 ここから見る夕焼けが綺麗なのだそうですが、まだ見たことはないです。
 こんど夕焼けを見に来ましょう。

25 ■だんだん上、猫多発ポイント01

 夕やけだんだんを登ってすぐ左の駐車場は、猫たちのメッカ(聖地)
 雨の日は知りませんが、猫に会えなかった日はありません。

 ほんの20分ほどの間に7匹ほど遭遇しました。


26 ■だんだん上、猫多発ポイント02

 ニャーと鳴いているのか、べーっと舌を出しているのか。


27 ■だんだん上、猫多発ポイント03

 駐車しています。


28 ■だんだん上、猫多発ポイント04

 これは2002年の9月撮影。
 なんでここは、こんなに猫がいるのかと驚きました。


29 ■だんだん上、猫多発ポイント05

 「眼力(めぢから)」という言葉が浮かびます。
 何かを訴えるような、切ないような、甘えるような。

 こんな眼をされたいものです。 いや、それは冗談ですって(^^;


撮影データ
2002.09.15 , 2005.04.24 , 2005.10.30 ,2006.05.04 ,NIKON D70 , KONICA MINOLTA α Sweet DIGITAL , CASIO QV-R40

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