三陸縦断T

東日本大震災の犠牲になった方々のご冥福を心よりお祈り申し上げます。
被災された皆様にお見舞い申し上げ、一日も早い復旧・復興をお祈り申し上げます。


2005年、八戸から松島まで、真夏の三陸海岸を3日間かけて縦断しました。
鉄道とバスを乗り継いでの、のんびり旅…。お宿の周辺もしっかり朝散歩しましたよ。
それでは、ダイナミックな景勝をお楽しみください。


この旅から6年後の2011.3.11、この写真に出てくる多くの景勝の地に巨大地震と大津波が襲い、
すべてを飲み込んでいってしまいました。 多くの亡くなった方と被災された方のことを思うと
言葉もありません。田老町の防潮堤近くの宿屋で聞いた昔の津波の話、高田の松原での早朝散歩
などの想い出が今も心に残っています。 いつの日か必ずや復活すると信じています。


北山崎 ■北山崎

八戸からローカル線の三陸鉄道に乗って、陸中海岸、北山崎に来ました。
200mの断崖が8kmも続く姿は、力強くも美しい。

展望台の限られたスペースからのありがちな構図の一枚です。
迫力ある構図を求めて200mを上り下りする気力も体力もないことを
お許しください。

田老漁港01 ■田老漁港

岩手県田老町に泊まった翌朝、宿のすぐ近くを散歩しました。
いやー、散歩してよかった。そこはフォトポイントの宝庫でした。

宿の目の前は漁港です。
田老漁港02

梅に鶯。漁師と漁船。老人と海。
田老漁港03 魚オンチなので名前は分かりませんが、獲れたてのピチピチです。


三王岩01 ■三王岩

漁港を過ぎて、どんどん歩くと突然大岩が現れました。
夫婦岩と呼ばれる高さ50mの男岩と女岩、太鼓岩の3つの巨岩からなる三王岩です。

神々しい姿に言葉を失くしました。


三王岩02 漁を終えた漁船が朝陽の中を港に戻っていきます。


浄土ケ浜01 ■浄土ケ浜

岩手県宮古市の浄土ケ浜。

江戸時代に誰かが「さながら極楽浄土のごとし」と言ったそうですが、
白い砂浜から見る海と空と岩のコントラストは、この世とは思えない美しさです。
浄土ケ浜02 遊覧船に乗って極楽浄土をクルージング
浄土ケ浜03

遠野01 ■遠野・伝承園1

遠野に足を延ばしましたが、時間がないのでお手軽に伝承園で遠野気分に浸ります。

ここでは、馬とともに暮らした南部曲り家やオシラサマなど、かつての遠野の
生活様式が再現されています。
遠野02
遠野03
遠野04 ■遠野・伝承園2

養蚕の神様、オシラサマです。部屋の四方に1000体もあり圧巻。
正直とても薄気味悪い感じです。

オシラサマ http://www.pref.iwate.jp/~hp0910/kore_naani/t/f/23.html

遠野05
これは何だろう? 案山子かな?
それにしても、「悪」という字が何だか…

遠野05

碁石01■碁石海岸

大船渡市の碁石海岸です。 「日本の渚・百選」に選ばれた景勝地です。


碁石02
碁石埼灯台までの遊歩道を、雷岩の"どーんどーん"という音を
聞きながら散歩します。途中でリスに出会いました。


キャピタルホテル ■キャピタルホテル

二日目の夜は陸前高田市泊。
風呂に入って、美味しい料理を食べて、ゆっくり休みましょう。
極楽極楽。


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撮影データ
2005.08.07-09 , NIKON D70 , CASIO QV-R40

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