日本のへそ 西脇市



平成21年の晩秋に兵庫県西脇市に出張しました。 東経135度、北緯35度が市域内で交差し、
経緯度で日本列島の中心点に位置するので「日本のへそ」としてアピールしているまちです。
ここはローカル線のJR加古川線があり、一度行って見たいとかねてから思っていました。 
折りしも紅葉の時期で、周辺の丘陵が鮮やかな錦色に彩られていました。

例によって仕事の合間(仕事中も?)に写真を撮りまくり、夜は地元の飲み屋さんに行きました。
播州毛ばりの名人のお宅に伺うことができたのも、得がたい経験となりました。



■撮影データ
2009.11.25-26 ,  Panasonic LUMIX GF1 , Canon PowerShot S90



 


西脇市ホームページ  http://www.city.nishiwaki.hyogo.jp/www/toppage/0000000000000/APM03000.html



加古川線 加古川駅からいざ出発
大阪や神戸からの高速バスが便利だが敢えて列車に


運転席の後ろを陣取る
今日は仕事がないので休日気分だ


振り向いてノーファインダーでパチリ
清掃の行き届いた清潔な車両である


途中の駅での一枚
彼女を正面から撮りたかったが、気づくのが遅かった


のどかな田園風景が続いている
12駅、約50分のローカル線の旅


西脇市駅へ到着
まちなかを散歩しながらホテルに行こう


里山が見える風景、いいなあ


おっ、川だ。 加古川かな


ちょっとピントがあまいけれど
心象風景を表現したことにしよう



ホテルの目の前に川が流れていた


対岸の俵状のものは土嚢かな
増水時は迫力がありそう


チェックインを終えて地元の飲み屋さんへ


大将が 「あっ、それCanon の S90 ですか ?」


大将との楽しいおしゃべりで夜も更けていく


翌日、播州毛鉤製作の名人のお宅におじゃまする
<播州毛鉤伝統工芸士>


美しい色合いに目を奪われる


小さすぎてTAKEの目では判別できないのだ
まさに巧みの技である


お国から叙勲を受けたと嬉しそうでした


名人にも締め切りがあるんだと思った


岡之山美術館
横尾忠則氏の作品が展示されている




横尾忠則氏は西脇市生まれ


加古川線のラッピング電車用のイラストと思われる


宇宙人や霊的な存在に関心を持つ横尾忠則氏の希望で設置された瞑想室


瞑想室の中はこんな感じ
ピラミッドパワーに触れて宇宙と交感するのか


左はY字路を書いた「暗夜光路」シリーズと思われる


このY字路は、西脇市で幼少時に通った模型店付近とも、
空想上のものとも言われている


日本のへそモニュメント
丘の上か手前の柱か、どちらがへそモニュメント?


経緯度地球科学館テラ・ドーム
高性能の望遠鏡で昼間でも天体観測ができる


メタセコイアが真っ赤に紅葉していた






加古川の流れ
西日に紅葉が映える


旧来住家住宅…(きしけ)と読みます


ふれ逢い鯉ロード
風情を感じるより、酔ったらハマりそうと思った


大正時代の高級民家なのだ(国登録有形文化財)


京都から取り寄せた庭石や灯篭


当時の最高の用材と最高の技術を用いた建築物








来住邸の路地裏に分け入ってみる


「村上喜兵衛邸」別名「船形屋敷」
さっきの美術館でみたY字路だ!


夕暮れは「逢魔が時」なんて言葉が浮かぶ
横尾忠則の瞑想室の効果か


西脇市駅にて、横尾忠則の「ラッピング電車」に遭遇


Y字路の向うにお姉さんが




さて、やっと東京駅に到着 お疲れ様でした




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