中山道(板橋〜巣鴨) U
いよいよ中山道の散歩のクライマックス。おばあちゃんの原宿「巣鴨の地蔵通り」です。
ディープな街並みを堪能しましょう。
■巣鴨庚申塚01
都電荒川線の「庚申塚駅」。これに乗ってとげぬき地蔵に来る人も多い。
家と家の間を縫って走るチンチン電車です。
縁日の4のつく日は、とても混むので、乗らないほうがいいかも。
ここの王子方面行きホームには、「いっぷく亭」という甘味処があります。
■巣鴨庚申塚02
いよいよ地蔵通り商店街が見えてきました。
でも、その前に、薬局の左の小さな神社が分かりますか?
ここが、庚申塚です。猿田彦神社でもあります。
■巣鴨庚申塚03
ここは、江戸時代には、中山道の「立場」すなわち休憩所だったそうです。
猿田彦大神を祭ってあります。
猿田彦というと手塚治虫の「火の鳥」を思い出してしまいます。
■いっぷく亭
庚申塚駅のホームには「いっぷく亭」という甘味、軽食のお店があります。
ここはテレビでもよく取り上げられています。
こだわりセット(焼きそばとおはぎ)がお勧めですが、この日はおはぎをいただきました。
金粉が乗っていて高級感があります。 うーん、美味しい。
■和作
お待たせしました。地蔵通り商店街に入りました。
すぐ左手にぼた餅屋さんの「和作」があります。
年中無休、24時間営業。蕎麦や天丼などの食事もできます。
でも、やっぱり「ぼた餅」が最高です。
※2016年追記…この店は閉店しています
■和作のぼた餅
これがその「ぼた餅」です。 どうです、美味しそうでしょう。
北海道産のあずき、新潟・福島産のもち米を使用しいるそうです。
■おいもやさん興伸
続いて「おいもやさん興伸」です。いも問屋さんが経営しているとか。
「本日の使用いもは○○産の○○です」なんて情報が貼ってあります。
スイートポテトも人気ですが、僕はやっぱり何といっても秘伝のみつを
絡めた「大学いも」が一番好きです。
■お菓子な街並み
ここは「つつじや」というお菓子屋さん。
ブルーベリー、クリームチーズ、抹茶あずき、いちごクリーム等々たくさんのバリエーション
値段もリーズナブルで味も最高です。 TAKEはここのどら焼きが一番好きかも。
※2016年追記 この店は閉店しています
他にもお菓子好きにはたまらない、特徴あるお店が次々と現れます。
食べ歩くもよし、お土産にするもよし。至福の時間をお過ごしください。
そうそうカレーうどんで有名な「古奈屋」もありますよ。行列できてるけど。
■マルジの赤パンツ
赤い色はツボを刺激し体に良い。
ということで、100種類以上の赤シリーズが所狭しと並びます。
いまのところ、中に入る勇気はないのです。
■飛安のたい焼き
この店も有名なたい焼きやさん。飛び切り安いから「飛安」
店さきの縁側で、パリパリの熱々を食べるともーう、たまりません!。
■とげぬき地蔵 高岩寺01
境内に入ったら、まずは香炉の煙をこすりましょう。
もう少し表情が写っていたら良かったな。
本堂の延命地蔵(秘仏なので見せてくれない)に参拝したら、水洗い観音へ。
■とげぬき地蔵 高岩寺02
水をかけて、手ぬぐいでとげを抜きたいところをスリスリ。
昔はたわしでゴシゴシやってたような気が…
初代は磨り減って引退し、後ろの厨子の中だそうです。
■とげぬき地蔵 高岩寺02
水洗い観音の横に出ている「幸福だんご」
醤油を塗って焼く。それだけ。でも香ばしい素朴な味わいです。
■とげぬき地蔵 高岩寺04
参拝が終わったら、一休み。
幸福だんごを頬張りながら、日向ぼっこ。時間がゆっくりと流れていきます。
■真性寺01
地蔵通り商店街の巣鴨駅側の入り口にある真性寺。江戸六地蔵尊の一つです。
江戸六地蔵尊…六街道(東海道・奥州街道・甲州街道・中山道・水戸街道・千葉街道)の江戸御府
入口に城下繁栄と旅の安全祈願の為に造立された
■真性寺02
大きなお地蔵さんは、大きな笠をかぶり杖を持った旅姿。
中山道を旅する人の安全を見守っていてくれます。
■商店街入口
巣鴨駅側の入口に着きました。中山道の小さな旅もおしまいです。
いかがでしたか ? ぜひ一度足を延ばしてみてください。
撮影データ
2004-2005 , NIKON D70 , KONICA MINOLTA α Sweet DIGITAL , CASIO QV-R40
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