黒 部 U
富山市から長野の大町市までの90Km、標高差2,450mをケーブルカーやバス、
ロープウェイなど8区間を乗り継いでいくパノラマ大散歩 !
■高原バス01
ケーブルカーを美女平で降りて、立山高原バスに乗ります。
この写真は弥陀ケ原との中間付近・・・かな ?
素人目にも樹木の様子が刻々と変化していくのが分かります。
■高原バス02
記憶が定かではないけれど、天狗平の立山カルデラ付近だと思います。
こういう高い山にあまり来た事がないので、絶景に圧倒されて興奮状態。
早くバスから降りて、大自然を前に立ち尽くしたい。
■室堂01
標高2,450mの「室堂」にとうとう到着しました。山に疎い僕は、どれが何という
山なのか全く分かりません。恥ずかしくて人に聞くわけにもいきません。
でも構わない。とくかく上天気で涼しくて爽快なのだから。
■室堂02
あちこちに雪渓がありました。嬉しくてあっちこっちと子供のようにウロチョロと。
室堂01に写っているロッジには、どうやら日本一高所の温泉があるらしい。
東京に戻ってテレビで知ってがっかり。立山連峰を望みながら一風呂浴びたかった。
■室堂03
手前の青い池は「みくりが池」。雄山の姿を水面に写すショットが定番らしい。
でも少し風があって、そこまでは無理でした。
えっ違うって? はい知ってます。後日、百名山を踏破した知人に
「違うよ。ここじゃなくて・・・」と言われました。
■室堂04
地獄谷の方に行ってみます。この季節は大混雑らしいのですが、早起きしたお陰で
のんびりとお散歩気分。まだ、午前10時30分。早起きは三文の得。
■室堂05
あちこちに高山植物がいっぱい咲き乱れて、短い夏を謳歌していました。
なんという花か分かりませんが、素朴な花ばかりでした。
これは「イワベンケイ」かな? どなたかご教示のほどを。
■室堂06
地獄谷です。
ガスを噴いているところも撮ったのですが、煙ばかりなので遠景をどうぞ。
周りの景色から一変して不気味な雰囲気が漂ってしました。
■大観峰
ロープウェイから、立山連峰と黒部湖を望む。
大観峰から黒部平まで距離1.7km、標高にして約500mを一気に下ります。
途中に支柱が全くないので、結構な迫力です。
黒部平に着いたら、ケーブルカーに乗り換えて、いよいよ黒部ダムです。
■黒部湖と黒四ダム
とうとう黒部ダムまで来ました。
周囲に聳える山々、黒部湖のエメラルドグリーン、ダムの勇姿…絶妙のバランスです。
■黒四ダム01
壁に階段が張り付いています。撮影の後に登ってみましたが、抜けるような青空の中、
天に昇っていくような気がして、高いところが少し苦手なことも忘れていました。
■黒四ダム02
513億円の建設費と7年の歳月、延べ1,000万人工事に携わって昭和38年に
完成した黒部ダム。
その難工事は、映画「黒部の太陽」で有名です。って、観たことがないので、
そのうちビデオを借りなくては。
■黒部湖
黒部湖畔でおにぎりを食べながら撮った一枚。
天気も良かったし、眺めも良かったし、温泉にも入ったし、美味しいものも食べたし
最高の大散歩でした。
東京に戻ることは考えず、もう少しぼーっとしていましょう。
撮影データ
2004.08.12-13 , NIKON D70_24-120mmVR , CASIO_QV-R40
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