平 和 島
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或る日、旧東海道を歩いていたとき「平和島」の近くに「ふるさとの浜辺公園」という場所があることを知りました。
10月のとある暖かな日曜日、平和な島に一番近い浜辺でのんびりしようと弁当を持って出かけました。
渚で戯れる子供たちや恋人たちを眺めながら、独り砂浜に座ってぼーっとするひとときの心地よさ。
堪能するまで癒された後は、隣接の「大森 海苔のふるさと館」を見学し、平和島競艇場に選手の練習風景
を激写しにいきました。 TAKEは賭け事はしないのですが、被写体としての競艇・ボートに魅力を感じました。
■ミニ情報
#大森ふるさとの浜辺公園#
□ 入江や干潟を持つ都内では初めての区立海浜公園。
□ かつての大森海岸を再現。遊泳禁止。
□ 大田区HP(大森ふるさとの浜辺公園)へのリンク
#平 和 島#
□ 東京都大田区にある人工島で昭和42年に竣工。現在では陸続きになっている。
□ 流通業務用地・工業用地であるが、平和島競艇場のある場所としても有名。
□ 埋め立ては昭和14年から開始したが、戦時中は中断し東京捕虜収容所として使用。戦後、平和への祈りを込めて「平和島」と呼ばれるようになる。
□ 平和島公園と平和の森公園が隣接しており、広大な面積を誇る。
■撮影データ
2008.10.12 , SONY α700 DSLR-A700
■ふるさとの浜辺公園へ
京浜急行の平和島駅から、旧東海道のミハラ通りを抜け、内川沿いにキバナコスモスを愛でながら、
最初の目的地「ふるさとの浜辺公園」に向かいます。
■ふるさとの浜辺公園
ふるさとの浜辺公園が見えてきました。
砂浜の近くまで芝生が整備されているので、砂まみれにならず
お弁当が食べられそうです。
■ふるさとの浜辺公園
思っていたより広い入り江と長い砂浜が続いていました。。
遊泳禁止だけど、子供たちの水遊び・砂遊びにはちょうど良い感じ。
ゴミひとつなく、清潔な浜辺で、裸足で歩いてみたくなります。
■青空の高いところ
弁当を食べた後、ごろんと寝転ぶと、そこには秋の高い青空
暖かな日差しの中で、穏やかな時間が流れて行きます。
■ふるさとの広場
隣接の「ふるさとの広場」と「大森 海苔のふるさと館」に向かいます。
■大森 海苔のふるさと館
東京湾岸の埋め立てのため、昭和38年に姿を消すまでの30年間、
品川、大森は江戸前の「アサクサノリ」の一大産地として栄えました。
特に大森の海苔は品質も良く、その生産技術は全国に伝えられました。
海苔のふるさと館HPへのリンク
■昭和35年と平成4年の東京湾
すごい広範囲に海苔の漁場が広がっていたのですね。
今の埋め立てた場所と海苔場が似たような場所にあるような気がします。
漁場の辺りは浅瀬なのかな。
お台場で遊んでいる人たちは、まさかほんの50年前には、ここで海苔養殖
をしていたとは思いもよらないことでしょう。
■伊藤丸
国の重要文化財に指定されている昭和30年代に造船された最後の海苔船
全長13メートルの「伊藤丸」や、小型の海苔採り舟「ベカブネ」
■乾し海苔つけ
海苔すきを経て、このように貼り付けて乾していた。
ちなみに「アサクサノリ」は、海苔を浅草で製造・販売していたとか、
問屋が浅草にあったとか諸説があるようです。
■海苔のふるさと館の屋上
屋上から海苔採りをしていた昔を思いながら「ふるさとの浜辺」を望む。
そろそろ平和の森公園に移動しましょう。
■平和の森公園
平和島の名前の由来等は、本ページのトップにある「ミニ情報」をご覧
いただくとして、以下の公園の写真は説明なし。
かなりの面積をフィールド・アスレチックが占めており、TAKEとしては
残念… なのである。
■動く被写体を捉える練習
SONY α700の連写モードで撮った一枚。
ふだん動かない街並みや花などを撮っているので、難しい。
■平和島競艇場
さて、いよいよ平和島競艇場です。
今日は開催日ではなかったので、女性を乗せたキャンペーン周回か。
カメラを構えていると、笑顔で手を振ってくれます。
はじめ女性選手の練習かと思ってしまいましたが、選手が手を振るわけがないと
やっと気が付きました。
■平和島競艇場にて
おっと連写の流し撮りが流れすぎて、船体から外れてしまった。。。
えっ? 白々しいって?
それにしても、秒間5枚の連写は気持ちが良い。病み付きになりそう。
■再び平和の森公園
さあ、平和な光景を見ながら公園を通って、平和島駅に戻りましょう。
今日は一日、盛りだくさんで楽しかったです。